opencvで利用可能な拡張子について

画像処理の定番モジュールであるopencvで使用できる拡張子とその特徴をまとめました。

圧縮性拡張子特徴
可逆
bmp
特になし
dib
pbm2値(白or黒)のテキスト形式
pgmグレースケールのテキスト形式
ppmフルカラーのテキスト形式
pnm2次元ラスタ画像形式
sr不明。ご存じの方はご連絡ください。
rasUNIXで使われるラスタ画像形式
png透明色の指定が可能。
tiff
1つのファイルの中に複数の画像を格納可能
tif
可逆/不可逆jp2jpgの後継。可逆・不可逆圧縮を選択可能
不可逆
jpeg
ファイル容量が軽い
保存の度に画質が低下する
jpg
jpe

この中で定番と言えば、.bmp、.png、.jpgぐらいでしょうか。

imageJと呼ばれる画像処理ソフトを使用するときは、よくtif画像からstack画像を作成していました。
stack画像というのは、下図のように画像を複数枚積み重ねたものをイメージしていただくと分かりやすいです。


MRIのように物体を輪切りにしたような画像を上から順にstack画像にすると、3次元的の物体として画像を取り扱うことができます。

以上で終わります。
質問があればコメントしてください。
記事の改善に努めます。

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